フロントラインとフロントラインプラスの違い

フロントラインは、犬や猫などペットに寄生した成虫ノミやマダニを
駆除するだけのお薬なのに対して、
フロントラインプラスは、
それに加えてノミの卵の孵化や発育まで阻止できるという効果があります。

違いは、フロントラインプラスにS-メトプレンが配合されていること。
これが、ノミやダニの卵発育を阻害するわけです。

さらにフロントラインプラスなら、
シャンプーやお風呂、またトリミングを行った場合でも、毛や皮膚が乾いた後、すぐに投与が可能で、
投与後24時間で成分が体全体に拡散した後は、
その成分は、シャンプーやシャワー、お風呂、さらには雨、雪などの影響をほとんど受けません。

投与可能になる時期が、
フロントライン スポットオンが、
生後10週齢からの子犬(体重2kg以上)や生後12週齢からの子猫（体重制限なし）に対して、
フロントライン プラスは、犬・猫ともに生後8週齢から、投与できます。

これだけの違いですが、
なぜかフロントラインプラスのほうが価格も安いことがありますので、
ご自分のペットに使ってみて、特に副作用がないとわかれば、
フロントラインプラスを選ぶのが良いと思います。

フロントラインプラス
成分：Fipronil(フィプロニル) 100g/L,S-Methoprene(S-メトプレン) 90g/L
対象：ノミやダニの成虫とノミやダニの卵発育を阻害

フロントライン
成分： Fipronil(フィプロニル) 100g/L
対象：ノミやダニの成虫

フロントラインプラス(犬用)

フロントラインプラス(猫用)