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犬の前立腺肥大症治療剤
犬の前立腺肥大症とは、前立腺が大きくなり二次的に様々な障害を引き起こす病気です。
去勢をしていない6歳以上の雄犬に多く、原因は精巣から分泌される男性ホルモンの乱れが原因だと言われています。
肥大した前立腺が直腸を圧迫することでおこります。 細い便がでたり、しぶりがあります。
前立腺肥大症の症状
症状は肥大の程度によって異なり、軽度では無症状の場合が多く、肥大が進むにつれて細い形状の便を排泄したり、便秘、しぶりなどの排便困難、あるいは血尿や尿が出にくいなどの症状がみられます。
また、前立腺の肥大が周りの腸などを圧迫し、まれに会陰ヘルニアなどの原因となることもあります。
前立腺肥大症の治療
前立腺の肥大には、精巣から分泌されるホルモンが影響しているため、犬の前立腺肥大症の治療法として主に去勢手術(精巣摘出手術)が用いられます。
心臓病などの疾患があり、手術の実施が困難である場合は、抗男性ホルモン製剤の経口投与により治療することもあります。
しかし、再発してしまう可能性があります。
イポザン
商品名イポザンで販売されている酢酸オサテロンは、ヨーロッパの獣医学で犬の前立腺肥大症の治療に使用されている薬剤です。
酢酸オサテロンは抗アンドロゲン剤であるため、テストステロンやジヒドロテストステロンなどのアンドロゲンの生物学的標的であるアンドロゲン受容体のアンタゴニストです。
これはプロゲスチンまたは合成プロゲストゲンでもあるため、プロゲステロンのようなプロゲストゲンの生物学的標的であるプロゲステロン受容体のアゴニストでもあります。
オサテロン酢酸塩は2007年に獣医用途に導入され、ヨーロッパで販売されています。
有効成分
オサテロン酢酸エステル
前立腺肥大症治療剤イポザン
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